2006年4月アーカイブ

SEって、仕事中にボケーっとサボってること多いよね?

思考方法のひとつに瞑想型というものがあります。問題の基礎情報、周辺状況をある程度整理して頭に放り込んだら、しばらくその中で組み合わせたり、切り取ったりを繰り返す方法です。この思考方法は、検討要素数が多く、ITシステムのように「不整合である組み合わせ(無効選択肢)」が明確に判断でき、有効選択肢間の優劣が容易につけられる場合に有効です。

大雑把にでも全領域にわたって検討をおこない、遠回りでも有効な選択肢を見逃していないか探索する場合に非常に有効ですが、傍目には居眠りしているようにしか見えません。実際、睡眠不足が続くと本当に居眠りしていることもあるという諸刃の剣です。使いどころを間違えて、有効・無効判定の難しい問題や、有効選択肢間の優劣がつけにくい問題に大してこの方法をとると、多くの場合居眠りすることになります。

先日、コンサルタントからメーカに転職した方から、「会社で考え事をしていると居眠りしていると注意される」という話を聞きました。まさに冒頭のマンガとまったく同じシチュエーションです。

「考える力」を育てると、教育の現場では学校や企業でもよく口にでますが、現時的には考える仕事をする人間は極わずかですし、そうなるようにすべきです。組織において構成員が、経営の視点、管理職の視点、雇用者の視点、顧客の視点、競合の視点で物事を分析できる能力があって、各々が問題に大して思考をめぐらしていたらどうでしょう。まず、間違いなく手が止まります。どこの事例か失念しましたが、経営失敗事例で、「新入社員までは会社の経営に対して自分の意見を述べるようになっていた」という話があります。

あまり良いことではないのですが、外部から仕事をいただくときに、お客様のビジネスフレームワークが歪んでいて、システムをつくってもうまく機能しない部分がでてくるだろうと漠然と見えてる場合があります。経営分析、業務分析の工程を除いていきなり思いつきでシステムの新規構築ないし、既存業務のシステム化をおこなっていると場合にこういうケースがあります。

この種のお客様に対してコンサルティングを行えばより効率的なシステム開発ができるのですが、お客様のビジネスについて分析することはありません。そこには二つの理由があります。第一にお客様が私にコンサルティングを望んでいないからです。私に望んでいるのはシステム開発であり、そのフレームをつくることではありませんし、発注もうけてません。また第二として、分析した場合「システム開発をしない方がいい」という結論がでるかもしれないからです。経営・業務分析を行えば成果として、最良の投資規模のシステム開発プランを考えることになります。場合によっては、本業と矛盾する回答を出す必要があります。

枠を超えて考えないという事は仕事において絶対条件です。しかし、個人的にはどんなものにでも思考をめぐらして楽しみたいものです。その際には居眠りと間違えられないように、背筋を伸ばして考えるようにしたいとおもいます。

経営とは選択の連続です!

当たり前のことなんですが、これが結構大変です。
一番気をつけているのは、情報が足りなくて選択肢を選べない状態「検討不足」と、選択肢に対して状況分析をおこない、それぞれのプラスマイナスを理解しながら選択肢を選べない状態「葛藤」を区別することです。

実はこの「葛藤」が苦手です。小さい頃から、ファミレスでメニューをきめるのが一番最後でした。よく、母親に「待ってられないから、先に注文しちゃう」とせかされたものです。(そして本当に先に注文されてた・・・)

そして、いま私が直面している葛藤は、会社のリスクと成長をどこに設計するかという点です。
会社の負うリスクとは、金、人、物の切り口で考えれば、借入金、不採算従業員、不良在庫・設備ということになります。借金をして人を雇って研究開発を行って、その投資を回収するというサイクルをどのように最適化するかということです。

昨年の9月頃に一度、外部のSIの仕事は断って、自社製品開発に専念すべきか、選択をする場面がありました。そのときのリスクは開発失敗リスクがあるので、社員の成熟を少し待ち土台形成に時間をかけたほうが良いと判断しました。そのおかげで現時点では、社内の技術的な基盤は昨年9月よりもずっと安定した状態にあります。

そして現在似た選択肢がまた突きつけられています。


1) 「外部の開発案件を減らし社内の製品開発に注力し、経費は外部資金を調達する」

2) 「社内製品開発は可能な余剰リソースを割り当てるだけで、経費は外部開発案件でまかなう」

現在はまだ分析不足です。
社内製品の収穫化までにあといくら投資が必要か皮算用すらしていません。
なぜなら1を選択するにあたって必要な要素が1つ足りないからです。

・製品をマーケティング・プロモートする社員

この機能に特化した人が獲得できるかどうかが、私が1の選択肢する前提条件です。

ホント人・・・・人材獲得が一番の悩みです。

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