2006年7月アーカイブ
ここ数日、社内で開発しているソフトの製品名について議論をしています。
ECショップサイト制作のASPおよびパッケージ製品なのですが、納得のいく製品名がでてきません。
4人で議論しているのですが、それぞれが重視している視点が違うのが原因です。
わたし : ブランド視点、営業視点
開発者: ASPサイト運営視点
デザイナ:デザイン視点
その他:音感、語感視点
基本的に、コンシューマの利用料金をいただき運用費用を確保し、ライセンスパッケージとして法人営業で利益をあげていく事業モデルです。そのため、製品構成やライセンスプランが分りやすく説明できるコアブランドが必要なのです。
デザインを進めるために明日までに製品ブランド名を決定しなくてはいけません。
巷にはブランド戦略の本がいくつも出版されていますが、ソフトウェアにとってのブランド戦略とはなんでしょうか?
経営する側の観点から言えば、ブランドとは本来製品のもつ価値をブランドによって上積みするものです。
購入者から信頼と期待の対価として価格プレミアムを得られなければ、見栄えのするロゴを作ったり、商品群に同一のタイトルをつけたりしても無意味です。
アパレル分野のブランドは、「価値のあるデザイン=ブランド」といった錯覚を購入者に刷り込むことが目的です。BURBERRYと銘打ってあれば、デザインしたのが誰であるか伝える必要はありません。
家電製品分野のブランドは、「信頼」です。機能性能よりも、故障率が最重要素です。松下電器が温風ヒータの不具合に対して、100億にもおよぶ予算をかけたのはブランドを守るためであり、また高めるためです。
ではソフトウェアのブランドとはなんでしょうか?実は多種多様です。ゲームであれば「面白さ」、OSであれば「信頼性」です。私たちの製品が提供したい機能は、「お客様に利益をもたらす」ことです。つまり、私たちのブランドには、「儲けることへの期待」が現れなくてはいけません。
商売繁盛・・・そんなイメージをもつ商品名をつけたいんですけどなかなかいい言葉が見つからない門です。
2005年、全体の規模であるモバイルビジネス市場は7224億円になった。2002年の2986億円から約2.4倍、2004年の5196億円と比べても36%増(2028億円増)と大きく増加した。(中略) 顕著な伸びを示したのが、モバイルコマース市場だ。前年比57%増の4074億円になっている。もともとこの分野では、チケットや旅行宿泊予約などのサービス系の利用率が高く、毎年トップを維持しているが、伸び率は前年比39%の1646億円にとどまった。一方で、2位につけた通販などの物販系が1542億円となり、前年比59%増と大きく利用率を伸ばして、差を縮めてきている。 C-NET Japan総務省発表資料

図からわかるように、この調査では勝手サイトによるプリペイドカードや銀行振り込みによる決済は算出対象外です。
参考までに、5年前の白書では「平成17年(2005年)には1兆7,194億円に達すると予測される」といっていますから、達成率40%ってところです。
ちなみに全体としてのBtoC EC市場は、2006年に3.5兆円規模(METI資料 PDF)ちなみに2005年は5.6兆円規模( METI資料 PDF )
まとめ (覚えよう!)
・EC市場3.5兆円 (実体はもっと多い)
・モバイルEC市場は全体の20%
・物販は市場全体で1兆7000億円、モバイルは1500億円
・物販のモバイル比率は10%以下
・家電製品単体でのモバイルEC市場規模をみると2004-2005では成長していない
・調査内容に連続性がなく、数値の信頼性が低く分析困難
・市場に詳しい人間へのインタビューで「モバイルEC市場で物販はブレイクしていない」
総論
・モバイル物販への出店は時期尚早
・出店する場合、PC層で拾い上げられない顧客層向け商品に利用者セグメントを絞る

小豆が大好きです。
小豆菓子の中で一番なにが好きか・・・と問われれば迷わずオハギです。
羊羹はどちらかというと小豆菓子の中ではランクが低かったのですが、年を経るにつれて徐々にランクがあがってきています。
ドラ焼き、金唾、大福、甘納豆、饅頭、君時雨・・・・・
小豆は餡にして詰め物に使われることが多いですが、羊羹は純粋に小豆と砂糖の勝負。
子供の頃は砂糖の甘さばかりに目がいき、羊羹の本来の小豆の風味に気がつきませんでした。
さて、近所のHigashiyama 茶房 (公式)で羊羹を売っているのですが、なかなか上質な羊羹です。
でも、私にとって羊羹といえば、糸屋です。こちらの羊羹は荒々しいまでの甘さを主張します。
たとえるなら、Higashiyama茶房の羊羹が清楚なヤマトナデシコ (絶滅危惧種)とするなら、糸屋の羊羹はアマゾネスです。
羊羹の表面に染み出した糖が白く固まるくらい甘いのです。
羊羹が小豆菓子ランキングの下位に甘んじていたのは、この糸屋羊羹が原因です。
父はこの糸屋の羊羹が大好きで、「死ぬときには死に水ではなく糸屋の羊羹を口につめこんで欲しい」と言うほどです。
正直な話、田舎の寂れた和菓子屋なぞ父の寿命の前に潰れてしまうだろうと思っていたのですが、どうやら2008年で創業100年になる老舗店で、後継者もいるようなので父の末期の羊羹に困ることはなさそうです。
好みはさまざまですから上品な羊羹が好きな方もいれば甘さにこだわりをもつ方もいるでしょう。しかし、人の性なのか嗜好品というものには順位をつけたがるものです。ですが、和菓子の評価って見かけません。
巷には、「東京の美味しいケーキ屋さん100店」とか、「ラーメンランキングトップ50店」なんて雑誌があふれています。洋菓子については、モンブランに特化したランキングさえあります。羊羹のランキングとはいわなくても、小豆菓子の調査をした資料は誰かつくってくれないのでしょうか・・・?
洋菓子にくらべ和菓子の情報が少ない原因仮説としては、
1、店舗毎の品質にばらつきが少ない
2、店舗毎の特色が少ない
3、購買層が情報を必要としない (高齢者中心)
4、店舗側の情報発信が少ない
意外と、店舗ごとの差が少ないのかもしれませんね。
餡も自分のところで炊いているところは少ないようですし。

先日Adwaysの上場について分析していたら、こんどはバリュコマ(Value Commerce)です。
バリュコマといえば老舗中の老舗で、アフィリエイト業界の中でもトップクラスのブランド力をもっています。(資料がないので断言はできませんが、私はバリュコマがブランド力はトップだと考えています)
財務分析などは上場付近で詳細に行いますが、公開されている資料ではこの会社も前記35億円!
ほんと・・・財務の数値・・・相当恣意的に作っている感じがする。
この会社もあちこちと提携したり、Yahooに買収されたりと、株式権利的には紆余曲折しているんですよね。
社長さん

