八代尚宏さんとはどんな人か

| | コメント(0) | トラックバック(0)

「被雇用者はすべて使い捨て」という発想

経済財政諮問会議の民間メンバーの八代尚宏・国際基督教大教授は18日、内閣府の労働市場改革などに関するシンポジウムで、正社員と非正規社員の格差是正のため正社員の待遇を非正規社員の水準に合わせる方向での検討も必要との認識を示した。 毎日新聞

雇われる立場から人を雇う立場になったとはいえ、最近の経済界から自民党への要求はまったく賛同できません。「所得半減計画」でもこっそり進行しているんじゃないかと疑いたくなります。

400万円以上には残業代は払わない
正社員の時給も派遣社員並みにする
年金受給開始年齢は70歳
年金給付額は減額

60歳まで働いて定年になったら、借金を返済した持ち家があって、いざというときのための貯金が十分にあり、妻と二人で海外旅行にいったり、趣味に時間とお金を費やしたり、友達とおしゃべりして楽しく暮らす・・・こんな老後って理想ですよね。マジメに生きていれば誰でもこんな老後が迎えられるなら、将来のことに不安を持ったりしません。

ですが、僕たちの世代の老後モデルは・・・

・貯金:ゼロ(むしろ借金)
・収入:老人派遣の仕事で得られる時給600円の賃金
・年金:受給資格なし
・医療:収入の25%が医療費
・身寄り:なし
・持ち家:なし

・・・いつホームレスに転落してもおかしくないそんな老後モデルに戦々恐々としています。
もちろんこれを避けるために努力をしていますが、誰にでもこんな可能性があります。社会保険どころか国民保険もはらっていない、フリーターやニートは前述の老後モデルになる可能性は極めて高いのです。

我々の世代の老後予測はまた別の機会にして、八代尚宏さん最近のニュース)がどんな人か調べて見ましょう。きっと立派な人に違いありません。Googleのリンクをすこし読み漁ってみましょう。

WIKIより

国際基督教大学教養学部および東京大学経済学部卒。大学卒業後、経済企画庁に入庁。在職中の1981年にメリーランド大学大学院(アメリカ合衆国)にて経済学博士号を取得した。OECD主任エコノミスト、日本経済研究センター主任研究員、上智大学国際関係研究所教授、日本経済研究センター理事長等を歴任し現職。『日本的雇用慣行の経済学』(日本経済新聞社)により、石橋湛山賞を受賞した。

すごい学歴。国の金で留学して、その後は悠々自適の学者生活っという具合の経歴ですね。

うらやましい!僕もそんな学者人生送ってみたい・・・です

公共経済政策ワークショップ
規制撤廃のメリットを論述

追跡年金改革 識者に聞く(下) 八代 尚宏
厚生年金はハイリスクハイリターンの金融商品なので、国家が運用するべきではない。一般企業に事業を任せるべき

配偶者控除は不公平で非効率な制度」
配偶者控除はいらない。女性の労働意欲を削ぐから撤廃すべき。

医療制度改革の基本的方向-米国制度との対比で (PDF)
医療費の削減よりも医療の質の向上が大切

・・・・・・・。

・・・・・・・。

基本的に言っていることはすごく正しいです。
八代さんの視点は、日本という国の単位でみたときに、「労働力の向上を阻む既存の制度の問題はXXXXXです」という議論が中心です。八代さんの展開する論点はきちんと理論武装されているので、詭弁でしか抗弁できません。
彼の論点が、「国家の総合的な労働力を向上させるには」というところから始まっているのがいただけないです。憲法「第27条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。」とありますが、大部分の人は労働なんてしたくないです。働く喜び・楽しみ・・・そういうものを全く無視してるんですよね。ブータンじゃないですが、総労働力の向上ではなく、総労働幸福力の向上を考えてほしいです。

40歳近くになっても非常勤講師で糊口を凌いでいる人の生活を1年くらいさせてから、もう一度政策に参加してもらいたいものです。

子供の頃にはじめて憲法読んだ際に、この27条の労働の義務に対して、ひどく反発をした記憶があります。資本主義的には、「すべての国民は、所得の義務を負う」・・・の方がしっくりくると思うのですが・・・・。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 八代尚宏さんとはどんな人か

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mt.nogutetu.com/mt-tb.cgi/155

コメントする

コネタ

全部みる

食事歴

全部みる

このブログ記事について

このページは、noguが2006年12月19日 20:07に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「バイラルマーケティングの可否」です。

次のブログ記事は「アフィリエイトが嫌われる理由」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。