ビジネス: 2007年1月アーカイブ
以前にも、成果報酬型広告 いわゆるアフィリエイト、メディアレップ(アフィリエイト運営会社)の実体といった記事でなんどかアドウェイズは分析していましたが、やはり環境の変化についていけなかったようです。
同社によると、主力のアフィリエイト広告では広告主は増えたものの、一部の消費者金融やインターネット、モバイルサービス企業で広告削減などがあり、その影響から売上高が予想を下回る見込み。 当初計画から減収となる一方、固定費は当初計画通り発生するため、利益を圧迫。広告掲載Webサイト運営者への一部誤入金で、未回収の約1200万円を引当金処理することも響く。IT Media アドウェイズ発表資料PDF
注目すべき点は今期の売上げよりも経費です。
前年度は、売上げ35億円、経常利益4億6500万円です。
今年度は、売上げ48億円、経常利益1億円です。
売上増の13億円について粗利15%で計算すると、2億円粗利が増えているにもかかわらず、利益が3億6500万減っています。合計5億6500万円ほど営業・経常損失が増えている計算です。
アフィリエイト会社の実質売上げを他のIT産業と比較する場合は2割程度と見積もるので、10億円の売上げ規模の会社にもかかわらず、経費が5億以上増えてしまったと考えるとよいでしょう。
これは致命的です。
表向きには、消費者金融の広告が減った点と、1200万円の過剰支払いが原因としてあげられていますが、これは問題の本質を示していません。
##消費者金融の広告はあいかわらず大量にあります
アドウェイズは他のアフィリエイト代理店よりもかなりアフィリエイターの数が少ない会社です。ですが、売上げや利益の規模は、A8やValueCommerceと同等です。これはアドウェイズのアフィリエイターが良質だからでしょうか?
世の中にはアフィリエイトを専門にする企業があります。アドウェイズはいくつかのアフィリエイト企業によって売上げの多くの部分を作っていたのではないかと推測します。そうでないと、少ないリンク数で同等の売上げが上がりません。
その手のアフィリエイト企業がSEO SPAMに失敗して収益をあげられなくなった・・・というのも一因ではないかと想像しています。

