独り言: 2006年7月アーカイブ

小豆が大好きです。
小豆菓子の中で一番なにが好きか・・・と問われれば迷わずオハギです。
羊羹はどちらかというと小豆菓子の中ではランクが低かったのですが、年を経るにつれて徐々にランクがあがってきています。
ドラ焼き、金唾、大福、甘納豆、饅頭、君時雨・・・・・
小豆は餡にして詰め物に使われることが多いですが、羊羹は純粋に小豆と砂糖の勝負。
子供の頃は砂糖の甘さばかりに目がいき、羊羹の本来の小豆の風味に気がつきませんでした。
さて、近所のHigashiyama 茶房 (公式)で羊羹を売っているのですが、なかなか上質な羊羹です。
でも、私にとって羊羹といえば、糸屋です。こちらの羊羹は荒々しいまでの甘さを主張します。
たとえるなら、Higashiyama茶房の羊羹が清楚なヤマトナデシコ (絶滅危惧種)とするなら、糸屋の羊羹はアマゾネスです。
羊羹の表面に染み出した糖が白く固まるくらい甘いのです。
羊羹が小豆菓子ランキングの下位に甘んじていたのは、この糸屋羊羹が原因です。
父はこの糸屋の羊羹が大好きで、「死ぬときには死に水ではなく糸屋の羊羹を口につめこんで欲しい」と言うほどです。
正直な話、田舎の寂れた和菓子屋なぞ父の寿命の前に潰れてしまうだろうと思っていたのですが、どうやら2008年で創業100年になる老舗店で、後継者もいるようなので父の末期の羊羹に困ることはなさそうです。
好みはさまざまですから上品な羊羹が好きな方もいれば甘さにこだわりをもつ方もいるでしょう。しかし、人の性なのか嗜好品というものには順位をつけたがるものです。ですが、和菓子の評価って見かけません。
巷には、「東京の美味しいケーキ屋さん100店」とか、「ラーメンランキングトップ50店」なんて雑誌があふれています。洋菓子については、モンブランに特化したランキングさえあります。羊羹のランキングとはいわなくても、小豆菓子の調査をした資料は誰かつくってくれないのでしょうか・・・?
洋菓子にくらべ和菓子の情報が少ない原因仮説としては、
1、店舗毎の品質にばらつきが少ない
2、店舗毎の特色が少ない
3、購買層が情報を必要としない (高齢者中心)
4、店舗側の情報発信が少ない
意外と、店舗ごとの差が少ないのかもしれませんね。
餡も自分のところで炊いているところは少ないようですし。
